能登半島地震/七尾市おもちゃ図書館こあらとその活動主体であるNPO法人ぽっかぽかから報告
能登半島地震にあわれた七尾市おもちゃ図書館「こあら」を開館しているNPO法人ぽっかぽかの瀧さんから、二通目の現地レポートが届きました。被災地の中で、子どもや被災者の方々の居場所づくりを進めているようです。以下、瀧さんの報告をお伝えします。
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能登半島地震から1ヶ月になりますが、私の住んでいる矢田郷地区コミュニティセンターには避難者がまだ200人ほどいて、ありがたいことに全国各地からの炊き出しの支援があり皆さん助かっています。
そんな状況ですが、学校(短時間)や保育園も少しずつはじまり、また金沢から七尾まで(七尾から能登穴水までの復旧の見通しはありません)の電車も開通し少しずつですが復旧してきています。
私たちが運営している「子育て支援センター」は矢田郷コミュニティセンター内にありセンターに避難してきている方に1月4日から開放していましたが1月23日より通常に開館を始めました。今は来館者一人一人と向き合い、地震の怖さや生活の大変さを一緒に受け止め、また子どもたちと触れ合っています。親から離れなくなったお子さんもいますが、遊びの中ですこしずつ笑顔もみられ、保護者の方も少しでもストレスが緩和されればと願っています。 一時預かり保育も再開しました。まだ、七尾市内全域で水道が使われない状況ですが調理師さんは工夫しながらペットボトルの水を使って昼食を提供しています。保護者の方は日常の食事づくりが大変な毎日なので、「給食があることが助かる」と喜んでいます。
私も毎日ポリタンクに給水車まで水汲みをするのが一番の仕事になっています。
来月予定どおり2月10日にはおもちゃ図書館を始めることにしています。
おもちゃの無料貸し出しもしているので子どもたちは待っていることと思います。
会員みんなでそれぞれができることをがんばっていきたいと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします。
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