能登半島地震/七尾市おもちゃ図書館こあらとその活動主体であるNPO法人ぽっかぽかから報告
「七尾市おもちゃ図書館こあら」の瀧さんから、被災地現地リポートの三通目が届きました。2月10日におもちゃ図書館が再開したとのうれしいお知らせです。まだ大変なことが山積しているようですが、一歩一歩前に進んでいけると良いですね。
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全国おもちゃ図書館の皆様こんにちは。七尾市おもちゃ図書館「こあら」のNPO法人ぽっかぽか瀧です。
能登半島地震から1ヶ月半になろうとしています。七尾市ではまだ5割ほどの世帯では断水が続いて毎日の生活に大変な思いをしている方もまだまだいますが、学校や保育園では給食も始まり(地区によっては給水車を利用して)少しずつですが復帰してきています。
1月23日より親子ふれあいランドも通常に開館を始め、2月10日は予定どおり(通常第2第4土曜日11時~16時)おもちゃ図書館を震災後初めて再開しました。これまでより来館者は少なかったですが、来館した親子からは「新しいおもちゃもある。楽しみに待っていた」との声も聞かれ1時間ほどたっぷり遊んで、好きなおもちゃを持って帰りました。(無料の貸し出しをしています。)
また、当日は子ども食堂も予定どおり(毎月第2土曜日実施)再開しました。
こちらの方は断水している家庭もあり、あたたかい野菜たっぷりのシチューに大人も子どもも52人の方がほっこりした笑顔で「おいしいおいしい」と食べていただきました。
同時に館内の矢田郷地区コミュニティセンターに避難してきている被災者の方にも130食提供しました。ボランティア会員で被災している方もいるのですが、当日は13名の方が協力してくださいました。会員の皆様も家で何もせず心配ばかりしているより気が晴れて元気になったと言ってくださり、やって良かったと思いました。皆で出来ることを少しずつやっていきたいと思っています。
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